植物と、長く、正直に。
Use Doctrineは、2017年の秋に中村 誠一京・中目黒の路地裏に開いた小さなプラントショップです。開業前、中村 誠一の農業試験場で3年間、熱帯植物の栽培管理に携わっていました。そこで学んだのは、植物の「丈夫さ」は産地と管理の積み重ねによって決まるということでした。流通の過程で失われていく情報、たとえば「どの農家が育てたか」「どんな土で根を張ったか」を、販売の現場で取り戻したいと思ったのが、この店を始めた理由です。
開業から2年ほどは、仕入れた株を並べて売るだけの形でした。転機は2019年の春、埼玉・川口の農家、田中農園との出会いです。田中農園は塊根植物の国内栽培に早くから取り組んでいた農家で、そこで見た実生苗の管理の丁寧さに衝撃を受けました。以来、仕入れの基準を「来歴が追えること」に絞り、農家や輸入業者との関係を一から作り直しました。今では月に2〜3回、田中農園をはじめ信頼できる4〜5軒から少量ずつ仕入れています。
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